鈴木日記

相模湾の春

 「なんてきもちがいいんだ」

 卓郎は、青くにじんだ、三浦海岸で思った。だけでなく、呟いていた。海岸の先端にあるミルクホールでは、いかつい海の男を相手にして、ミルクしか出さずに頑張っている。
 ビールが欲しくても、半分はかならずミルクを混ぜる。たこ焼きも、焼きもろこしも、ミルクをかける。面白いだけの店だが、意外と大評判だ。
 卓郎も、毎日行っていて、だんだん美味しいと思い始めてきた。

「グルメを語るな。それ以上にステキな食生活だってあるんだ。ギャグ以外の何者でもなく、しかもたいして面白くないとしてもだ!」
 海に向かってついうっかり、卓郎は叫んで顔を赤らめた。
[PR]



by suzukinikki | 2008-06-06 23:52 | 鈴木日記

鈴木燦による日記
by suzukinikki
プロフィールを見る
画像一覧

お気に入りブログ

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧